この本も面白かった。
次も、三浦しをんさんの本を読もう!と思いました。
最後の最後で明かされる多田さんの過去。
ずっと気になりつつ読み進めました。
「人生においてどんなに後悔してもやり直せないことはある
でも
幸福の再生はある」
由良公に
「両親から愛を与えてもらえなくても
自分が今度は立場を変えて、愛を与えるチャンスが来る]
という、いい言葉だ。
親にされたようにする
っていうけれど
(もちろん、親の影響は多大で、そういうものか!と疑わずに過ごしているものはたくさんある。)
反面教師にもできるんだよなぁって思います。
自分のことと照らし合わせて考えてみると
自分の母親は絶対専業主婦にはならない感じでした。
ずっと仕事していて
帰ってくるのは夜20-21時。そこから夕飯だから、22時。
寝るのは0時過ぎ。
という子供時代でした。
うちのおかんは頑張ってたよ。
お父さんは、長距離トラックの運転手だったから
お母さん一人で娘3人の育児しながら仕事もしていた。
大人になった今は
子供のために規則正しい生活を送らせてあげるのも親の役目なんだなぁと思う。
自分のお母さんを否定するわけじゃなくて
むしろ大変だっただろうにここまで頑張ってくれてありがとうという気持ち。
一人の大人になって
自分のお母さんのような選択肢があることが分かった。
本の世界は面白い。
しっかりその世界に入っていけます^^