TSUTAYAで借りた漫画「おひとりさま出産」
を読みました。
よく決断したなぁと思います。
一人で子どもを産んで育てるって。
自分と比べると、私にはそこまでの気持ちがないというか。
子どもは欲しかったけど
主人との子どもが欲しかったわけで
自分の子どもが欲しかったわけじゃない。
(私は自分自身にコンプレックスがあって
子どもが自分に似てたら
愛せるか自信がないという思いも今だにあって💦)
主人に似て欲しいなあぁと思います。
私は大学卒業後7年間、小学校の教員をしていました。
色々な子どもを見てきたけど
「ちゃんと育てられないなら子供はつくらないでほしい」
と思っていました。
じゃあ今の自分にちゃんと育てられるのかっていう自信があるのかって
きかれたら
胸を張ってイエスって言えない。
おひとりさまをするっていう決断はすごいことだと
思う。
作者さんの、節約とか漫画の道をあきらめたくないという思いも確かに伝わってくる
でも
私の考えでは、
貧乏ってこと=子どもに苦労をかける場面があるってこと
小学生ぐらいになると、自分と他の子の違い
家庭の違い、経済的な余裕の違い
が分かってくると思うのです。
例えば、欲しいゲームを買ってもらえないとか
そういうので話題が友達と合わないとか
この作者さんの
年齢的にもリミットでどうしても子どもがほしいって
気持ちも分かる。
でも
子どもは親を選べないから
読んでてちょっともやっとしてしまう自分もいる。
身勝手な感じがしてしまうのかも。
出産シーンとか泣けるし
本当に子どものこと大事に思ってて
自分がどんなに節約飯でも、子どもにはちゃんと離乳食作ってるって
本当にすごいことだと思う。
題名にあるように、
私のなかで、こういう方がいいとか
こうあらねばならないとか
そういう価値観が
作者さんと大きく違うんだなぁと思わされる漫画でした。
どんなことが幸せかなんて
人によって違うのにね。